新着・投資情報

  • 2017年10月8日 株情報



    【解説】
    大局的な見地からみて、日経平均は大きな節目にありそうだ。
    特に月足で見ると、実に今から17年前のITバブルの頃からの抵抗線に差し掛かっていることが分かる。
    この抵抗線上では、直近で2015年中盤に跳ね返されたが、今回はどうか?
    この最終抵抗線を上にブレイクアウトできるかどうかが、当面の最大注目ポイントになろう。
    出来高が減少しながら株価が上昇していることが気にはなるが、
    もしも上にブレイクアウトできれば、N字チャートパターンのセオリーから、
    (渋谷高雄株式投資大百科 第5章第16項の1「急騰後、高値揉み合いのブレイクアウト」等にて解説)
    日経平均は26,000円くらいまで上昇する可能性すらある。
    しかし反対に、ブレイクアウト失敗となれば、Wトップチャートパターンのセオリーから、
    (同大百科 第5章第10項「W天井」等にて解説)
    日経平均はネックライン付近の15,000円まで下がる可能性もある。
    つまり今は、ここから5,000円上がるか、それとも5,000円下がるかの大きな分岐点に差し掛かってると言えるのだ・・・
    そしてどちらにベットするかは、大百科で述べていることを総動員して、考えに考え抜いて対処するしかない。

  • 2017年8月14日 株情報


    【解説】
    北朝鮮を巡る地政学リスク再燃により、2万円前後の狭いレンジで滞留していた日経平均株価は下落して、前回の原稿執筆時点(7/13)において解説したレンジを下に突き抜ける形となった。
    今回の下落は一時的なものなのか? それとも下降トレンドへの転換点なのか?
    今は買いなのか? それとも売りなのか?
    非常に判断に迷う・・・
    日経平均のチャートを見てみると、前回(7/13)において解説したピンク色の2本の上昇トレンドチャネルを下に突き抜けてしまった形となっている。
    これが買い方の立場であれば、「すわ、急落発生か?」との不安が頭をよぎる。
    なぜなら往々にして、上昇トレンドライン割れは株価の急落につながる事例が多いからだ(渋谷高雄株式投資大百科第1章第3項「チャート事例集1-3-2」等にて解説)。
    かといって慌てて売り急ぐわけではなく、判断に迷ったらチャートの表示期間を長くしたりして、別の角度から「見えていないものを見る」ような労力をかけることも必要だ。
    (同大百科 第3章第3項「トレンドラインを引くときの注意点 勝負の分かれ目」等にて解説)
    すると、本日原稿執筆時点において(8/14)、株価はいまだに青色の大局的な上昇トレンドライン上で踏みとどまっていることが分かる。
    つまり、短期的なピンク色の上昇トレンドラインから下に割れたが、より長期的な大局的青色の上昇トレンドラインでは支えられていることになる。
    買うチャンスのような気もするが、かといって「落ちるナイフ」をつかむのも怖い。
    そう迷いながらマーケット研究をすすめるうち、ドル円のチャートでいくつかのポイントを発見した。


    ドル円については、4月12日執筆分本原稿ですでに述べたように、両者の動きは密接に連動しており (同大百科 第6章マーケット研究第3項の1「為替」及び同第5項の1「現状の理解」で解説)、
    予想通りにブレイクが発生し、緑色の短期的な下降トレンドラインを上に突き抜けると、その後約4か月の期間を経て、今度は114円前後のレジスタンスと、109円前後のサポートに挟まれたレンジを形成した。
    そして今回も前回原稿執筆時同様、緑色の短期的な下降トレンドラインを形成している。
    日経平均だけで判断に迷う場合、密接に連動するドル円のポイントで判断する手法も時に有効だ。
    つまり今回も前回同様に、ドル円がトレンドラインを上に突き抜けたら、それを見計らった上で買い出動するのである。

    しかし、もしも・・

    北朝鮮の指導者が、グアム島沖合めがけて弾道ミサイル4発発射のボタンを押し、
    激高したアメリカの指導者が「限定的反撃」の決断を下し、北朝鮮のミサイル発射基地や、北朝鮮指導者の抹殺を狙って居場所と思われる地点の空爆に踏み切ったら・・・
    そして北朝鮮軍がソウル無差別砲撃を開始したら・・・
    韓国軍が復讐に燃えて反撃したら・・・
    中国軍が介入してきたら・・・
    どさくさにまぎれて、なぜかロシア軍が介入してきたら・・・
    片方が「限定的反撃」と思っても、相手が「全面戦争」と思ったら、戦争はエスカレートしてしまうのである。
    やぶれかぶれになった北朝鮮の指導者が、日本の各大都市に向かって弾道ミサイルのオールレンジ攻撃(一斉発射)のボタンを押したら・・・
    そのうちの1発、2発に核弾頭が装備されていたら・・・

    歴史には常に「If」がつきまとうが、最悪の「If」に備えて、株の全力買い、すなわちポーカーでいうところの「オール・イン」のような真似だけはしてはならない。
    それは本稿執筆者の渋谷自らの過去の苦い経験による(同大百科 第1章第5項「私が市場から退場せずに済んだ理由」参照)。

  • 2017年7月31日 株情報


    【解説】
    前回原稿の執筆日(7/13)以降、ドル円は約3円程度の円高となったが、日経平均のチャートは、現在までほぼ横ばいの動きで下落せず耐えている印象である。
    (日経と為替の連動については、渋谷高雄株式投資大百科第6章第3項「ファクター(要素)の研究」、また同第5項「現状の理解」「未来形の予測」等にて解説)
    この後、時間差で為替の円高を追う形で日経が下落していくのか、それとも、落ちない日経に吸い寄せられるように円安に転じるのか、判断に非常に迷う。
    しかも、そうした予測困難な状況の中で、どこで買い、どこで売ればいいかのシナリオ作りも頭が悩む。

    そこで、日経平均と連動性の高いアメリカ市場の動きにも再度注意を払って、詳しく見てみる。(日経とニューヨーク株式市場の連動については、大百科第3章第2項「相場の大局をつかむ重要性」、第7章第4項「全体トレンドの把握」等にて解説)
    7/28(金)、31(月)と、8035エレクトロンや、9984ソフトバンク、6954ファナックなどの時価総額の高い主力銘柄の下げが目立ったが、アメリカのダウやナスダックはどのようなチャートなのか?
    まず、7/27(木)夜のナスダックチャートに大陰線が出現しているのが気になる。
    これについて、さらにネット関連セクターやハイテク関連セクターの主な個別銘柄をチェックしてみると、(大百科第8章第3項1で触れている「森を見て、木を見る」等にて解説)
    アマゾン(AMZN)やフェイスブック(FB)が大きく反落し(好材料出尽くしという見方が出ていた)、アプライドマテリアル(AMAT)がダブルトップのチャート、マイクロンテクノロジー(MU)に新下降トレンドラインレンジの発生などが見てとれる。
    ニューヨーク市場に不安定要素が見てとれるのは、今夜、上院でオバマケア修正法案の是非を問う投票をめぐり、トランプ対反トランプ陣営の激しい駆け引きが予想されていることにも要因があろう。
    少なくとも短期的には、オバマケア修正法案が可決なら好材料、株高、円安に振れると予想でき、否決なら悪材料、株安、円高に振れると予想できる。
    そのイベント通過後、ナスダックの今後の動向を占うに、フィラデルフィア半導体指数のチャートにポイントを発見したので参考に分析したい。
    (大百科第6章第2項や第3項で半導体の関連について解説)
    ピンク色のラインA(長い期間続いている上昇トレンドライン)に沿って、これまで安定した上昇トレンドを描いてきたが、ここ2か月ほどの動きで、水色のラインB(新しく発生した下降トレンドライン)を認識できる。
    さらに、Bと並行に、直近最安値のポイントから並行にチャネルラインCを引くことができる。
    よって、BとCを結んだ新しい下降トレンドラインレンジの発生が予想できるので、今後の買いのポイントは、
    ① Bを上にブレイクしたポイント
    ② Aで反発が期待できるポイント
    ③ Cで反発が期待できるポイント
    これらいずれかのシナリオが想定できる。