ウ-1 アビガン
(2020年7月6日執筆)
アビガンのニュースで盛り上がったのが3月下旬から4月にかけてのことで、もう今回の本原稿執筆時点(7月6日)においては「今さら感」がぬぐえないところです。それは例えば、4901富士フィルムの日足チャートを参照すれば一目瞭然と言えるでしょう。そのチャートは4月6日に出来高急増+上ヒゲローソク足を示現して以降、今日に至るまで株価は、いいところなしの状態です。この動きにこそ、いわばリリーフ投手たるアビガンの効能の限界(前項の最後で述べた通り)が示されていたと言えるでしょう。他にもアビガン関連銘柄としては例えば、4061デンカや4118カネカなどがありましたが、いずれも富士フィルムと似たような値動きです。
このように今さら感がぬぐえないところではありますが、当面の注目ポイントとしては、4月7日に発表された「富士フイルム富山化学は、アビガンの新型コロナウイルス感染者への臨床試験を始めていて、早ければ7月以降に全国の医療機関で処方される」というニュースの続報でしょう。本原稿執筆の現時点では、湿度や紫外線の関係でコロナの威力は先の冬や春に比べて弱まっていると考えられ、感染者の増加の割には重症者が少なく、アビガンなどの臨時転用薬の出番も少ないと思われますが、問題は今後の秋から冬にかけて、スペイン風邪同様の猛烈な第2派に襲われた時でしょう。その時期ではまだワクチンが間に合わない情勢なので、油断していた世界で重症者が急増した場合、迅速にアビガンが打てる体制にさえなっていれば、死者は大きく抑えられるはずです。それは後述する「(2)各社の生産体制」で述べていますが、供給体制は十分になっている見込みなので、その点は安心と言えそうですね。
さて改めて、コロナの人体における増殖メカニズムをおさらいしましょう。
簡単に言うとまず、感染者が吐きだすコロナ入り飛沫空気を濃厚接触者が吸って、それが肺胞で受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(通称 ACE2受容体)を介して取り付いて感染し、増殖を始めます。
(アビガンとは、すなわちこの増殖を抑止する薬)
そして全身の血管に感染を広げ、複数の臓器に甚大な損壊を与えるというものです。
(※これについての研究内容は、チューリッヒ大学のズザナ・ヴァルガ氏らによってまとめられ、4月20日に世界五大医学雑誌の一つである「THE LANCET」に掲載されました)
この「複数の臓器に甚大な損壊を与える」という研究結果にはギョッとしますが、具体的にはどのようなものなのでしょうか?本稿では先に、自衛隊中央病院の症例研究結果を分析しましたが、他にもあるのでしょうか?そこで気になったニュースで筆者が保存していたものの中から6点ほど、以下に引用しましょう。
① 5月13日「回復者でも肺や心臓、肝臓の機能低下に苦しんでいることが示され、それは10年を超えて続く可能性もあり(ブルームバーグでの報道から一部抜粋してまとめ)」
回復した患者の一部は、最初に感染してから数カ月後に息切れや疲労、体の痛みを報告している。香港と武漢で行われた小規模な研究では、生存者は肺や心臓、肝臓の機能低下に苦しんでいることが示されており、それは氷山の一角であるかもしれない。新型コロナは呼吸器系を超えて体の多くの部分を攻撃することが分かってきており、眼球から足の指、腸や腎臓にまでダメージを与えている。患者の免疫システムは感染に対して過剰反応することがあり、それが健康被害を増大させることにもなる。
新型コロナ生存者の長期的な健康状態は追跡が始まったばかりだが、類似のウイルスによる過去の感染症からはその余波が10年を超えて続く可能性が示されている。ある研究によると、重症急性呼吸器症候群(SARS)の生存者は同感染症がアジアで流行してから最長12年間、肺感染症や高コレステロールに苦しみ、他の人よりも頻繁に体調を崩していたという。
② 5月14日「WHO、新型コロナはヒト免疫不全ウイルス(HIV)と同様、消滅しない可能性を報じる」
世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は13日、新型コロナウイルスがヒト免疫不全ウイルス(HIV)と同様、消滅しない可能性があるという見方を示した。
③ 5月18日「新型コロナ、患者の約37%に急性腎不全、NY医療機関の研究で判明(ロイターでの報道から一部抜粋してまとめ)」
米ニューヨークの医療機関で治療を受けた新型コロナウイルス患者の3分の1以上が急性腎傷害を発症し、およそ15%が透析を必要としたことが、同州最大の医療機関グループ「ノースウェルヘルス」の調査で分かった。
④ 5月27日「コロナ感染症から回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性【ローマ共同での報道から一部抜粋してまとめ】」
イタリアの呼吸器学会は27日までに、新型コロナウイルス感染症から回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性があると指摘した。少なくとも6カ月は肺にリスクがある状態が続く懸念があるという。 既に退院した感染者の症例調査と合わせ、同じコロナウイルスによる感染症であるSARSの回復者の後遺症に関するデータも踏まえ、分析した。未解明の部分が多く、さらなる詳細な調査が必要だとしているが、学会によると新型コロナ感染症により肺線維症を引き起こす恐れがあり、完治が難しい損傷を肺に受ける可能性もあるという。
⑤ 3月から5月「武漢の医師がコロナウイルスが不妊症の問題を引き起こす可能性があるので男性は不妊症検査を行い、機能を改善させる必要があると警告」
現時点で、男性の生殖機能を低下させるという正式な研究論文は未発表で、あくまでそのような仮説があるということですが、理論上生殖機能に影響を与える可能性があるという説には生物学上の具体的根拠があるので引用しました。上記でも触れましたが、新型コロナはACE2受容体と人間の細胞膜のタンパク質とを結合させることにより、細胞の組織損傷を引き起こすメカニズムなわけですが、実は恐ろしいことに、この酵素が精巣に集中しているというのです! ということは、上記②の研究結果のように、仮にコロナが人体から消滅しないのが事実であったとして、コロナが居心地がいい精巣に巣食ったままだとしたら、大げさに言えば人類の行く末がちょっと心配にすらなります。精巣に集中しているACE2受容体のせいで男性型不妊症に陥る可能性というのは、いわゆる、おたふく風邪による男性型不妊症とはまた違ったメカニズムになりますね。ちなみにそのおたふく風邪による男性型不妊症とは、大まかに言うと、男性が思春期以降におたふくかぜになると、発熱と精巣(睾丸)の炎症によって精子をつくる機能が低下しますが、そのダメージが大きいと精子ができなくなります。日本人は基本的には子どもの頃に、おたふく風邪の予防接種を受けているので、この点についての問題はないと思われますが、発熱が精巣にダメージを与える炎症というのはコロナと同じわけなので、受容体と発熱とでダブルに打撃を与えそうで不気味ではあります・・もしこれが本当なら、アメリカ、ブラジル、ロシア、スウェーデンなどといった今なお感染爆発が収まらない国々や、日本でも感染が続出している歌舞伎町ホストの方やそのほか若年層の男子の数年後に、実は女性を妊娠させる機能を全員喪失していた、なんてことにならないですよね? 本当に大丈夫なのでしょうか? 特に、今後のアメリカ合衆国の人口に致命的な損害を与えるウイルスであったとしたら、これこそまさに、中国共産党と習近平の高笑いが聞こえてきそうです。アメリカでは、マスクをするかしないかの選択が、自由を奪われるかどうかという議論に発展しているようですが、これに関する限り、およそアングロサクソン・ユダヤらしからぬ非合理主義、精神論だと驚くばかりです。先の太平洋戦争で、精神論・根性論に支配された無能な旧日本軍の体質のせいで、アメリカ軍の徹底した合理主義の前に脆くも敗れ去った日本軍同様のミスを、現代のアメリカ合衆国人ともあろう方々が犯そうとしているとは信じられない思いです。原爆を猛スピードで完成させたマンハッタン計画に匹敵するというワクチン剛速球開発計画「ワープ・スピード作戦」により、コロナワクチンがあと半年くらいでどうにかなりそう、という見通しによる自信もあるのでしょうが、マスクを拒否している若い男性の方々に、各国政府はもっと、おたふく風邪同様の注意喚起をすべきではないでしょうか? 「死なないにしても、男性型不妊症になっても本当にいいのですか?」と・・ つまり「マスクしますか? それともタマを失って古代中国の宦官になりますか?(笑)」ということです。 仮に歌舞伎町ホストにアンケートを取れば、100名中99名は宦官になんてなりたくない、と答えるはずです(笑)きっとみんな、そこまで知らないのでしょうねえ・・ 男子たちが中国共産党のせいで、古代中国宦官のような体になってしまったら、この世に生を授けて下さって苦労して皆さんを育てた御両親が本当に気の毒ですよ・・
⑥ 6月3日「阪神・藤浪選手の体調不良により降板の原因が、右胸の張りというのは一体?」
阪神の藤浪晋太郎投手が、活動再開後、初の実戦登板(2軍練習試合、阪神8-9ソフトバンク、鳴尾浜球場)で8回途中にアクシデントで緊急降板されました。球団の説明では「投球中に右胸の張りが生じた」そうで、大事をとって降板したとのこと。藤浪選手は3イニング目に突入した8回、最速154キロを計測した直球が、最後は140キロ台前半にまで落ち、イニングを投げ切ることなく降板となったという報道です(なお藤浪選手は、3月26日に新型コロナ感染してから入院などを経て、4月24日から鳴尾浜の自主練習に参加し、5月19日から甲子園の練習に合流しましたが、同28日の甲子園での集合練習に遅刻し、矢野監督と面談後に2軍再調整が決定したものです)。 うーん、これも上記④でイタリア呼吸器学会が指摘したような肺線維症の影響なのでしょうか? その後がどうにも気になって仕方がないニュースです。
以上6点を引用しました。
しかしながら、これらの事象にも関わらず、株高が進み、世界の首脳たちが経済再稼働優先に舵を切ってきたということは、
【A】経済再稼働=コロナ再拡大
【B】経済再縮小(再ロックダウン)=コロナ感染再減少
という今後の2つの道の選択において、世界の指導層は【A】を選択したと強く推定されます。
すなわち、国を背負って立つ立場の政治家による「小を捨てて大を取る」といった冷徹なる計算の結果、上記①~⑥程度のことは政治家たちも十分承知した上で、コロナ再拡大のデメリットよりも、経済が死ぬデメリットのほうが今後の国家の運営に大きな打撃を与えるという結論を得たのでしょう。つまり、コロナに感染するかしないかは、もはやどの国でも「自己責任」とされたことを私たち民衆は自覚せねばなりませんね。そう考えれば、アングロサクソン・ユダヤともあろう者が決して精神論に走ったわけでもなく、彼ららしい冷徹な計算の上でのことなのだと理解もできます。その上でワクチン完成後の世界において、コロナ感染者の後遺症の悲劇を大いに喧伝し、いよいよ、地球最後の悪の一党独裁体制:中国共産党、最終終身独裁者:習近平を誅すべし!との声を、中国共産党を除いた(笑)全世界レベルで大いに盛り上げていく目論見とみます。すなわち、今からコロナにかかった人々は完全なる自己責任の上、ワクチン完成以降の中国共産党包囲網構築のために、悲劇の素材として大いに活用されることになるのです。そう分かっていても、中長期的な世界平和のために中国共産党は解体に追い込まねばならないし、習近平は呂布のように処刑台の露と追い込まねばなりません。以前にも本稿で述べたように、習近平は今後ますます、ヒトラーやスターリン化して手がつけられなくなっていくでしょう(いや、オバマこと無かれ主義無能野郎のせいで、とっくに手がつけられなくなってしまっていますが)。その点、本稿で4月19日の時点での目次作成予想通りに、アメリカが先頭を切って中国共産党包囲網がジワジワと構築され出しているのは嬉しい限りです。例えば筆者も最近は、ニュースで我らがポンペオ長官の記事が出ると、つい笑みがこぼれて「次はなあに?」と心が躍るようになっています(笑)
このように読者の皆さま、どうやら、コロナにかからないように生活しながら、かつ株で勝ち続けなければならないという難しい宿題を私たち個人投資家は背負わされてしまったようです。しかしここは、弱音は心に隠して、共に頑張っていきましょう!
ウ-1-(1) アビガンが効くメカニズムと副作用
アビガンの大きな効能としては、新型コロナウイルス感染症による肺炎が発症してから6日後までに服薬すれば、それ以上は悪化しない可能性が高いというものです。つまり発症6日以内の服薬により、その後はICU(集中治療室)に入るほど重症化しないので、人工呼吸器にもつながれませんし、外来通院さえ可能だと思われるそうです。したがって、医療崩壊が免れる結果にもつながります。ちなみに薬のサイズが大きくて、しかも飲む量が多いそうですね。コロナの場合は、通常のインフルエンザ時に飲む量の3倍も飲まないとならないそうです。具体的には200mgを8錠、それを1日2回。2日目以降は減らしていけるそうですが、それでもきつそうですね。そのアビガンの働きとは、コロナウイルスの増殖を抑える、つまりそれ以上増やさないことで、結果として体内からウイルスを早めに減少、消滅させるというものです。ウイルスは自分の複製が作れなくなると急速に死滅するそうで、アビガンはRNAの複製を阻害するから、コロナがRNAウイルスである限りアビガンには勝ちようがないという構図だそうです。そして注意しなければならないのは、まずアビガンは、ウィルスを殺すのではなく増殖を抑える薬なので、ワクチンのように感染そのものを防ぐことはできないこと。整理すると、感染してから発症するまでの潜伏期間1~14日(平均 5~6日)を経てから、実際に発症後の6日以内にアビガンを服用すれば、外来通院さえ可能な症状で治まる、ということになります。
ウ-1-(2) 各社の生産体制
・3月31日
富士フイルム(コード番号4901 以下同様)は、傘下の富山化学がアビガンの国内臨床第III相試験を開始したと発表。
・4月2日
デンカ(4061)、新型コロナウイルス感染者への治療効果を確認する臨床試験が始まったインフルエンザ治療薬「アビガン」に、原料となるマロン酸ジエチルを供給することを決めたと発表。青海工場(新潟県糸魚川市)で、5月から生産を開始する予定。デンカは、政府から国内での一貫した供給体制を構築するため国産の原料を使用したいとの要請を受け、供給を決定した。
・4月15日
富士フイルムは新型コロナウイルスの治療薬として期待されている抗インフルエンザ薬「アビガン」の生産体制を拡大し、増産を始めたと発表。生産能力を7月に現在の約2.5倍となる月産10万人分、9月には約7倍の30万人分に引き上げる。富士フイルムは、グループ会社の生産設備を増強するほか、原料メーカーや各生産工程の協力会社など国内外の企業と連携し、増産を推進。10月以降の早い時期に原薬の製造設備も増強する計画で、10万人分の生産能力を上乗せできるとみている。
ウ-1-(3) 政府の後押し動き
・3月25日
安倍首相は「治療薬やワクチンの開発に向け大学や民間企業でも様々な動きが出ている。政府が力強く後押しする」と話した。
・3月28日
安倍首相は28日夜の記者会見で、新型インフルエンザ薬「アビガン」について「新型コロナウイルスの治療薬として正式に承認するにあたって必要となるプロセスを開始する」と発表。「ウイルスの増殖を防ぐ薬であり、症状の改善に効果が出ているとの報告もある」と強調した。アビガンには副作用も判明しているとも指摘した一方で「これまで数十例の投与がある」と説明した。「多くの国から関心が寄せられており、希望する国々と協力しながら臨床研究を拡大し、増産をスタートする」と明らかにした。
・4月21日
福岡市と九州大病院、福岡大病院は21日、新型コロナウイルスの治療薬として期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」に関し、市内では病院の倫理審査委員会の承認手続きを省き、医師の判断で投与できるよう求める要望書を加藤勝信厚生労働相宛てに提出。同市では感染者の増加が続いており、投与の手続きを迅速化して重症化阻止につなげたい考え。
ウ-1-(4) 石田純一さんの事例:血管が詰まりやすくなり、サラサラになる薬の処方要。脳溢血(いっけつ)や脳梗塞(こうそく)に注意
5月6日の報道より以下引用
4月14日 肺炎で入院
4月15日 PCR検査で陽性判明後、治療薬の候補となっている「アビガン」を投与され、4日ほどで平熱に戻ったと、文化放送のラジオ番組で報告
そして入院して3週間経過後、事務所担当者は「平熱で食事もしっかり取っている」としながらも「アビガンの副作用で血管が詰まりやすくなるので、サラサラになる薬を処方してもらっている。脳溢血や脳梗塞になりかねないので慎重に治療中」と説明。
ウ-1-(5) アビガンの結論
6月18日、英医学誌『ネイチャー・メディシン』に中国・重慶医科大学などの研究チームによる論文が掲載されましたが、その内容とは大まかに言うと、感染後しばらくして作られる「IgG抗体」が80%以上の人で検出されたものの、退院から2か月後には、抗体が検出された人のうち、症状があった人の96.8%、無症状の人の93.3%で抗体が減少したことが判明したそうです。減少割合は、半数の人で70%を超えたといいいます。
予防医療学が専門である新潟大学名誉教授の岡田正彦さんによれば、
「抗体には侵入物を包み込む働きをするもの(中和抗体)とそれ以外とがあります。どちらも重要ですが、今回の論文では、ウイルスを包み込む中和抗体の量が、症状があった人の62.2%で、無症状者の81.1%で減ったとされます。たとえば、麻疹の抗体は生涯にわたってあまり減少せず、免疫が持続します。だから麻疹は一度感染して抗体ができると、再感染しにくい。しかし、新型コロナはそういうわけではないということでしょう」
また、国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんによれば、
「新型コロナの抗体が減少する理由はよくわかっていません。ただ、同じRNAウイルスであるインフルエンザの場合も同様に減少します。また、感染者の年齢によって、抗体の下がり具合は異なるようです。今回の研究結果の通りに抗体が減少するなら、再感染のリスクが高いことになります。特に若年者の抗体が消えやすいとされるので、若者の再感染に対し警戒が必要です。無症状の若者がウイルスを蔓延させる危険性があります」
ということです。
すなわちこの新型コロナは、抗体が持続しにくくて再感染または再発症のリスクが高いということです。しかしながら、再発のたびにアビガンといった体に大きな負担を与える抗ウイルス薬を繰り返し使うのは好ましくないのは自明でしょう。アビガン投与は人生においてワンチャンスと言っても過言ではないと考えます。来年春までにはワクチンが日本にも行き渡ると信じて、それまでなんとか持ちこたえるよう各自で心がけるしかないようです。
さて、このアビガンの原稿執筆をもって、後続のウ-2オルベスコ以下の執筆は後回しにさせて頂き、執筆の順番をちょっと変えたいと思います。
この3か月弱の間に進展を見せてきた、アメリカ主導による「中国共産党包囲網」(笑)
これはまさに、古代中国春秋戦国時代に例えれば、楚趙魏燕韓斉の6か国合従軍による秦の討滅戦そのものです(笑)先日、話はいったん立ち消えとなりましたが、G7に3か国を加えて臨時G10を開催しようとしたトランプマンの動きは、まさに中国共産党討滅のための合従ブロック経済圏結成のための布石で間違いないでしょう。そしてキングダムの世界に例えれば、秦軍最高司令官:昌平君は6か国合従軍を切り崩すために工作を行い、見事に斉を離脱させることに成功しました。今回の中国共産党も同じで間違いなく、世界合従連合軍から、ロシア、ドイツ、そして日本と韓国にターゲットを絞り、斉と同様に離脱させようと工作活動に全力を挙げてくるはずです。ロシアが合従軍に参加する可能性はもともと低いのでロシアの非参加は仕方ないですし、仮にロシアが参加したら奇跡的な儲けものですが、問題はドイツ、日本そして韓国です。やっぱりこうなると、メルケルって厄介で空気読まないところがあると心配になるし、日本では中国共産党の工作に堕ちている主要マスメディアによる世論誘導工作により、朝日新聞涙の大悲願たる左翼共産連合政権(旧民主残党ゾンビ勢力の立憲がくだらなすぎてダメそうなら、せめて自民内左派政権を誕生させるべく、最近はやたら石破を持ち上げ出しているのが気持ち悪い。しかし石破さん、過去にいいと思えた時期もあったのですがねえ、どうしてあんな感じになってしまったのでしょうか? とにかく細かいことは抜きに次のリーダーには間違っても「合従軍からの離脱」をやらかしそうな奴だけは選んだらダメということです。反対に中国共産党としては、どうにかして日本に合従離脱をやらかしそうな政権(笑)を誕生させるのが至上命題ということであり、そのために主要メディアに潜入させている世論誘導工作員に全力で反安倍報道を強化させるべくハッパをかけまくっているようですね 笑)を待望させるようなミエミエの活動があからさまとなってきました。そして韓国は極左文政権なので、これまた文大統領のうちは素直に合従軍に参加するとは思えないどころか、斉のように真っ先に抜ける危険性がドイツや日本よりも高いのが厄介です。
このネタの続きは次回以降、チャート分析も復活させ併せて、先に第Ⅳ章の執筆に力を振り向けていきたいと思います(笑)