2017/10

2017年10月8日 株情報



【解説】
大局的な見地からみて、日経平均は大きな節目にありそうだ。
特に月足で見ると、実に今から17年前のITバブルの頃からの抵抗線に差し掛かっていることが分かる。
この抵抗線上では、直近で2015年中盤に跳ね返されたが、今回はどうか?
この最終抵抗線を上にブレイクアウトできるかどうかが、当面の最大注目ポイントになろう。
出来高が減少しながら株価が上昇していることが気にはなるが、
もしも上にブレイクアウトできれば、N字チャートパターンのセオリーから、
(渋谷高雄株式投資大百科 第5章第16項の1「急騰後、高値揉み合いのブレイクアウト」等にて解説)
日経平均は26,000円くらいまで上昇する可能性すらある。
しかし反対に、ブレイクアウト失敗となれば、Wトップチャートパターンのセオリーから、
(同大百科 第5章第10項「W天井」等にて解説)
日経平均はネックライン付近の15,000円まで下がる可能性もある。
つまり今は、ここから5,000円上がるか、それとも5,000円下がるかの大きな分岐点に差し掛かってると言えるのだ・・・
そしてどちらにベットするかは、大百科で述べていることを総動員して、考えに考え抜いて対処するしかない。