トレードに迷った時の羅針盤

質問

そのうちに手法マニアのようになってしまい、あれをやってはダメ、これをやってはダメ、という感じになり、現在に至ります。
一番の理由は、自分がやっていることが正しいのか、その方法を5年10年続けたら利益が得られるようになる練習方法なのか、の自信が自分で持てないところです。
5年やっても意味がなかったら、5年間と損失が無駄になってしまう、と思うとなかなか難しいです。

返答

かつて私もそうでした、デイトレードをやってはダメ、ならば日本でダメならアメリカでと、深夜にアメリカ株のデイトレードをやってはダメ、といった状態でした。

しかし今や、スイングトレードから手法がブレることはありません。

あくまで全ての「根幹」となる手法はスイングであり、その基礎をマスターした上で、あとは人それぞれで適性や特徴が違うように、各自ご自身で各種の手法を開発して肉付けしていけばよろしいと私たちは考えております。
しかしながら、そもそもその「根幹」が理解できていなかったり、とんちんかんなことを根幹と思い違いして身に付けてしまっては、応用も肉付けもできないわけなのです。

「根幹」を徹底的体系的に解説したのが、この大百科なのです。
これらは渋谷の経験と成功に基づいているものです。

そして、5年という時間を無駄にはしたくないというお気持ちもよく分かります。
なぜなら私も、大百科第10章で「これだけのことに、6年間気づくことができなかった・・・」と述べていますし、ホームページ上のセールスレターでも「過去の自分にタイムマシンで会いに行き、大百科を渡したい」と述べているわけですから。

ただ、心苦しいのですが、S様の今後の5年が大百科により確実に無駄にはならない、とまでは断言できないのです。例えば私は宅建の資格を持っていますが、私が講師をして指導した生徒全員が宅建資格に合格できるとは決して断言できないように・・・

しかし技心研ホームページのセールスレターに書いたように、私もかつて、「本当に勝っている人は、いったいどのような思想、手法なのか?」 と、それを知りたいと切望したのです。当時、それを記した著作物はありませんでした。しかしそれから20年弱もの年月が過ぎ、今ここに大百科があります。これは少なくとも、私が無駄にした6年間を大いに短縮してくれるはずで、そしてあなたのトレードの「羅針盤」としての役目は十分に果たしてくれることでしょう。

何の導きもないのであれば、私のように全て自己の力のみで暗中模索しながら答えを探すしかないのですから。